2月初めよりここビクトリアに避難されて来た小学生2人のお子さんをお持ちのお母さんより投稿を頂きました。これまでの経緯など詳しく書かれていますので参考にして下さい。
私は神奈川県に住んでいた小学生の子供二人の母です。2月始めからPinky Coralさんの助けをお借りしてカナダに母子避難してきました。初めは九州への避難に向けて準備していましたが、瓦礫や食物や肥料の流通などの問題を考え海外避難を決めました。
まずはメールで、避難する家族の構成と年齢を伝え、ホームステイ先や小学校の受け入れ先があるかどうか、金額が具体的にいくら位かかるか相談に乗っていただきました。メールは可能な限り具体的に書きました。避難する家族の人数と年齢、自分にどのくらいの英語力があるか、滞在する予定期間など。私の場合はビザが不要の6ヶ月間の避難をして、6ヶ月の間に、できれば就職先を見つけて滞在を延長したいと考えていましたので、その旨を伝えて相談にのって頂きました。
私の就職を見据えて例えばコープワークなどの学校へ通うことも考えましたが、子供の公立小学校の学費は6ヶ月で約50万円、それが二人分となると経済的負担が大きいので、プラス私の学費を払うのは無理だと考え、幸いある程度英語は話せるので、Pinkyさんから、カナダに来てから就職活動をしてはどうか、6ヶ月間の間に方向性が見えてくるだろう、というアドバイスをいただき、その方向で検討を始めました。
そこでまず最初につまづいたのは、海外保険の問題でした。私の子供は食物アレルギーを持っているのですが、日本の海外保険は一般的に持病が保障されないので、万が一発作を起こした時の治療代はカバーされません。カナダの治療費は大変高額ですので、自費で払うのは非常に苦しいです。カナダは日本に比べて、食物アレルギーの認知度が高く、学校でもアレルギーの子供を守る厳しい決まりがあり、先生方も知識があり、エピペン(命に関わる重度の発作時に太ももに刺す注射。アドレナリンが放出され、一時的に症状が緩和される)の処方もできるとのこと。なので、日本よりも環境的にはずっと安心なのですが、親としては、それでも万が一発作が起こったら、と考えると、どうしても保険を見つけたいと思いました。
Pinky Coralさんに相談すると、6ヶ月以上の滞在で、学生ビザがおりれば、BC州の保険(カナダ人が入っている国民保険)に入れると教えてもらいました。そうすれば治療費はカナダ人同様無料になるとのこと。そこで、6ヶ月ではなく1年の滞在にして、学生ビザを取得することに決めました。ただ、BC州の保険に入れるのは、カナダに入国して3ヶ月後とのこと。3ヶ月間の保険をどうするか。
ありとあらゆる保険会社に電話しましたが、すべて駄目でした。アレルギー専門病院の先生にも相談しましたが知らないとのこと。留学を扱うエージェントなら情報があるかもしれないと、片っ端から電話しましたが、見つかりませんでした。唯一AIUの海外保険は持病も補償しますが、期間が1ヶ月です。
もうあきらめるしかないのかと思っていたときにPinky Coralさんから電話を頂きました。なんと、私が日本で保険を探している間、彼女もずっと保険を探し回ってくれていたのです。そして、カナダ現地の保険会社で、持病をカバーしてくれる保険を見つけてくれました。そこまでして頂いてたとは全く知らず、本当に驚き、感激しました。
実は私はPinky Coralさんに避難について相談するのと前後して、いわゆる留学エージェントにもいくつか親子留学の相談をしていました。人に頼るだけでなく自分でも色々調べて情報を得ようと思ったからです。しかしながら、ほとんどのエージェントは、まず「母子避難」という言葉が通じません。一刻も早く放射能からわが子を逃がしたい、すぐにでも日本を出たい、という気持ちをわかってもらえず、「今からゆっくり準備して、9月からの新学期から留学されたらどうですか」などと言われたり。保険についても、「そのような保険はありません」で終わりです。
それが当たり前なのかもしれませんが、今は緊急事態なのでそれに対応してくれるところが必要です。色々な所とコンタクトをとってみて、Pinky Coralさんほど、こちらの状況と気持ちをわかってくださる方はいなかったし、保険を見つけてくれたことでもわかるように(相当大変だったと思います)、ひとりひとりの状況に合わせて対応してくださっています。他の人にもそのようにきめ細かく対応していらっしゃるだろうことは、想像に難くなく、お願いするならこの人しかいない、と全面的にお願いすることにしました。
ビザ申請は、自分でもできるのものですが、私の場合、一刻も早く日本を出たかったので急いでいたのと、確実にしたかったので、ビザ申請だけを代行会社に頼みました。と言っても何から何までやってもらうというわけではなく、自分でかなり調べて、わからないことは聞く、という感じだったので、ほぼ自分でやった感がありました。
子供が学生ビザを申請して親が同行する、という場合は、親は観光ビザで入国し、入国時に子供がビザを取得するのと同時に親のビザも同期間延長される、というのが一般的です。ただ、子供の学生ビザ申請の際、大使館に提出する書類の中に、同行者を記入する箇所があるので、そこに記入します。ビザ申請に必要な書類、申請の仕方などは、すべてカナダ大使館のHPに日本語で書いてあり、必要書類はそこからダウンロードできます。記入の仕方など、わからないことがあれば、今はネットで「一人でビザ申請する方法」など詳しく解説してあるページも多いので、それを見ればほぼわかると思います。
学生ビザ申請には、なぜカナダで勉強したいか、という作文を英語で書いて提出しますが、子供の場合は一般的に必要ありません。ですが、私は念の為、私が代筆で、子供をどうしてカナダで勉強させたいか、という作文を書きました。
又、未成年の留学には後見人の書類が必要ですが、親が同行する場合は必要ないとされています。ですが、ビザ代行会社に、念の為用意するように言われ、これも用意しました。日本の後見人は私たち両親、カナダの後見人にはPinky coralさんにお願いしてなっていただきました。
作文と後見人書類は、私は念には念を入れて確実にいきたかったので、用意しましたが、実際は用意しなくて大丈夫だったのだと思います。あくまで念のためです。
又、カナダで一年間生活するための十分な費用を証明する資金証明も用意しなければなりませんが、そこで核となるのは過去6ヶ月通帳のコピーです。それを翻訳会社で翻訳してもらいました。ネットで調べると安くて早い翻訳会社がたくさんありますので、いくつか見積をとって安いところを選びました。
それから、私たちは、子供二人分の一年分の学費、合計約200万円を、銀行の教育ローンで借りました。調べると色々なものがあります。経済的理由であきらめず、調べてみると良いと思います。
また、カナダの公立小学校への手続きは、Pinky Coralさんが急いでやってくださいました。まず空きがあるか確かめてもらい、空きがあった時点で申請料を払い(一人約2万円)日本の学校の成績証明を英語で出してもらい提出しました。市で英文成績証明書のフォーマットがありましたので、それに担任の先生記入してもらいました。申請後二日で入学許可が下り、学費を振り込んで、入金確認後2日で入学許可書が発行される、とのことでしたが、私の場合はクリスマス休暇と年末年始をはさんだので、2週間弱かかりました。すぐにメールで許可書と学費の領収書が送られてきたので、印刷してビザ申請しました。
そしてビザ申請後、なんと次の日にビザがおりた旨のメールが大使館から届き、その次の日にはレターが郵送で届いて、驚きました。冬なので申請がすいていたのだと思います。(9月が新学年スタートなので、それにむけての申請が多い時期が一番混んでいる)
ビザ代行をお願いしたエージェントは始め、カナダの学校、特に公立校というのは、日本と違って手続きものんびりしているので、いつ入学許可書がおりるかわからない、1月中にビザを取得するなんて無理だ、と言っていました。普通だったらそうだったかもしれません。けれどPinkyさんが教育委員会に何度も足を運んだり、電話してくださったりして、手続きを急ぐように言ってくれたおかげで、私は本当に1月中にビザを取得し、カナダに来ることができました。
こちらへ来て、Pinkyさんの活動を間近でみて、改めて、そのきめ細やかな対応に驚いています。ひとりひとりの立場やニーズをよくよく考え、こちらへ呼んで終わり、ではなく、その人がこちらへ来て問題なく暮らせるよう、先々のことまで考えて丹念に様々なことを調べています。私もおかげで、子供たちをとても良い小学校に通わせることができ、本当に感謝しています。
問い合わせ:canadaandjapan@gmail.com